あなたのiPhoneの容量は、何ギガのモデルですか?
iPhoneシリーズは、iPhoneが日本国内で販売された当初は「8GB」からスタートしました。
今では、現行モデルのiPhone7シリーズで「256GB」というiPhoneが販売された時代の32倍という大容量になっています。
しかし皆が皆、iPhone7の256GBモデルを使用しているわけではありません。
当然ながら今現在でも、iPhone5やiPhone6シリーズの「16GB」のモデルを使用している方も多いと思います。
そこで頭を悩ませるのが、空き容量の問題です。
携帯電話と言えども、カメラの性能が飛躍的に向上しデジカメ、ビデオカメラを持ち歩くこと自体少なくなった昨今ですが、写真や動画を撮影すると高画質なためにかなりの容量を消費します。
ここでは、小容量のiPhoneをご利用中のアナタにオススメの方法を伝授致します。
【Googleフォト】が低容量iPhoneユーザーの救世主
「Googleフォト」は、iPhoneに限らずスマホユーザーにとって写真バックアップの最強ツールです。
では何が最強なのか・・・以下でご説明していきます。
簡単なユーザー登録「Googleアカウント」の作成だけで利用できる
iPhoneユーザーは、「Googleアカウント」と言われてもピンと来ないかも知れません。
簡単に言えば、「Apple ID」のようなものですね。
iPhoneユーザーは、アプリのダウンロードをする際に「Apple ID」が必要となります。これと同じようにAndroidユーザーは「Googleアカウント」が必要となるのです。
ちなみに「Apple ID」だけではアプリのダウンロードは出来ますが、アプリインストール後の利用ができません。
無料で容量無制限!!しかも高画質でバックアップ
このアプリの凄いところは、何と言っても「無料で容量無制限」といったところでしょうか。
バックアップをする際の写真画質も設定できますが、一般的には「高画質」モードを使用します。
「高画質」にすると1600万画素の写真および1080p動画で保存できます。
このサイズであれば、写真の現像も問題ないレベルですし、フルHD動画なので高画質です。
SNSサービスへの投稿、共有などは十分すぎるレベルだと思います。
バックアップされる画像は、必ず圧縮されるようになっています。しかし画質の劣化は粗無いようなのであまり気にすることは無いようです。
バックアップ自体は非常に簡単です。設定さえ済ませてしまえば、Wi-Fi環境下で「Googleフォト」を起動するだけです。
アシスタント機能
このアプリには、色々な機能が付いています。
どのような機能かというと、自動で写真をまとめてり、画像を加工したりする機能が盛り込まれています。(ストーリー、アニメーション、コラージュ、ムービー、パノラマ)
iPhoneのバーストモードで撮影した静止画が、パラパラ漫画のように動き出す「アニメーション」機能が面白いですよ。
- アニメーション:アニメーションGIF画像を作成
- コラージュ:複数枚の写真を組み合わせコラージュ画像を作成
- ストーリー:旅行時などに撮影した写真・動画を紙芝居のように場所と時系列で整理してくれる
- ムービー:写真・動画を組み合わせBGM付きムービーを作成
- パノラマ:別々の写真をつなぎ合わせてパノラマ写真を作成
- その他加工:自動で補正してクリエイティブな画像を作成
簡単に空き容量を確保
「Googleフォト」にバックアップが完了したら、あとはiPhoneの空き容量を開放するだけです。
開放作業もGoogleフォトが簡単にやってくれます。
このように「空き容量を増やす」というボタンが出てきますので、これを押すだけです。
これで写真や動画で圧迫していた空き容量も改善したはずです。
空き容量が無いとiOSのアップデートも出来ないので非常に困りますよね。
「Googleフォト」はまだまだ進化すると思われます。既に人工知能が実装されていますので。
Googleフォトを利用する上での注意事項
「Googleフォト」は、画像を圧縮してバックアップをします。
画像劣化の影響は無いと言われておりますが、圧縮することには変わりありません。
無圧縮のバックアップを希望される方は、別の方法を推奨致します。
また「Googleフォト」では、クラウド上から画像や動画を削除するとバックアップ元であるiPhoneからも削除されてしまうという制限があります。
容量は無制限なので無闇矢鱈に削除しないほうが良いかと思います。
万が一、削除しなければならない場合には細心の注意を払って作業を行ってください。
またこのアプリは、Google社が行っているサービスです。従って規約違反するような画像や動画をアップロードするとアカウント停止や削除の可能性があります。
アップロードした画像や動画も個人を特定しないレベルで研究・開発に利用される可能性があるということを留意しておく必要があるでしょう。