iPhoneの電源が入らずお困りですか?
そんな時は、印西市牧の原の「i-Rescue119千葉印西店」にご相談下さい。
機種・故障内容
今回のトラブルは、車を運転される方であれば一度は経験があるであろう行為が発端となったトラブルです。
機種は、iPhone6です。
古めの端末となりますが、データが重要とのことで修理を承りました。
故障内容は、車内で充電中に気がついたら電源が落ちていて充電器に繋いでも一向に電源が入らないとのご相談でした。
故障原因は・・・?
当店では修理受付時にしっかりとヒアリングさせて頂きます。
どのような状況で今回のトラブルに至ったのか、事細かくお聞きします。
トラブルの根源がわからなければ、修理が出来たとしても原因によっては再発する可能性が高くなるわけです。
お客様がどのようにiPhoneを使用しているのかを聞き出し、注意を促しています。
詳細をお聞きしたところ、車内で充電しているということが判明しました!!
この記事をご覧になっているということは、車内での充電中に何らかのトラブルに巻き込まれたと想像できるので・・・
ここ最近、このページへのアクセスが集中しているので・・・
皆さんお困りの方なのかなと。
冬は特にバッテリーの劣化が酷い端末は、すぐに充電が無くなってしまいますからね。
特に車内での充電が多くなり、被害者も増えるのではないかと推測できます。
家電量販店や通販等で下記のような充電器を見たことがあるかと思います。
そうです、車のシガーソケットに挿し込むタイプのUSB充電器です。
最近の車では最初からUSB端子が付いています。
便利な世の中になったのは良いのですが、これが思わぬ落とし穴となっているのです。
そうなんです!今回の故障原因は、車内で充電したことによる故障なのです!!
皆さん当たり前のように車内で充電されているかと思いますが、運が悪いと一発でお釈迦です。
普通乗用車の電力源であるバッテリーは、12V前後の電圧を供給しています。※トラックは24Vです。
しかしこれはアクセルを踏んでいないときです。走行中にアクセルを踏めば、エンジンの回転数が上がり連動しているオルタネーター(発電機)の発電量も増えます。
アクセルを踏んでいる時は、14V前後まで跳ね上がります。
これに伴いiPhoneに流れ込む電流量も変動するわけです。
過剰に流れ込んだ過電流が原因で、iPhoneの基板がショートしてしまい電源が入らなくなったり充電ができなくなったりするトラブルが発生するのです。
車内で充電しちゃ駄目なの??
充電しちゃ駄目ということは言えません。
トラブルなく充電もできる時は出来ますから・・・
iPhone自体お客様の所有物ですし、どう使おうと我々が関与するところではありませんから・・・
結論から言えば、自己責任で充電して下さい。としか言えないですね。
各車メーカーも同じことを言っていると思いますよ。
現に最近の車にはご丁寧に「USB端子」が標準装備されている車も多いことですし・・・これも時代の流れでしょうね。
USB充電器が最初から付いていれば、車離れが深刻化している若者世代にも少しでも車に興味を持ってくれるかも知れないですからね。
修理方法
今回の故障の原因は突き止めました。
故障箇所も大凡はわかっています。
肝心の修理方法ですが、基板修理となります。これはショートしてしまった回路を修復していく作業です。
これはとても大変な作業となります。マイクロスコープを覗き込みながら回路図を片目にテスターで当たっていきます。
ショートしている回路を全て手作業で探り出すのです。
これには膨大な時間と労力が掛かるため、それ相当の費用が掛かることをご理解下さい。
まとめ
今回は、データが重要とのことでしたので基板修理を行ってデータ復旧を行いました。
幸い全ての機能が戻りましたので携帯として機能します。
基板修理を行った場合、電波を拾わなくなってしまうこともあるためです。
電波を拾わなくなってしまう可能性がある場合には、事前にお客様にご相談させていただきます。
今回は車内での充電は、iPhoneが一瞬でブッ壊れてしまうリスクを伴うというお話でした。
車内で充電をされる方は、十分にお気をつけ下さい。m(_ _)m
車内で充電中にiPhoneが使えなくなってしまったお客様、印西市牧の原のi-Rescue119千葉印西店に是非ご相談下さいませ。
全力で対応させて頂きます。